マルチユーザ・モデリング環境

MetaEdit+は、シングルユーザー、マルチユーザーの両方の環境で実行できます。どちらの場合でも、MetaEdit+の心臓部はオブジェクトレポジトリーです。オブジェクトレポジトリーには、MetaEdit+の、言語の定義、ダイアグラム、マトリクス、オブジェクト、プロパティー、選択されたフォントの種類までも含めた全ての情報が保存されています。それゆえ、1つのツールやMetaEdit+の1クライアントがシステムの設計を変更すれば、それを表示している全ての場所で自動的に変更が反映され、整合性が保障され、情報がアップデートされます。同様に、レポート出力やコード生成もレポジトリに保存された情報に直接基づいています。

他のモデル作成環境とは違い、MetaEdit+のマルチユーザー環境は、異なったプラットフォーム上で、異なったライセンス形態を使い、異なったアクセス権限で使用できます。

オブジェクトレポジトリは設計オブジェクトを制限なく保存可能です。 同時に複数ユーザを、非常にきめの細かいレベルの粒度でサポートします。ロックされる設計情報を最小にする(設計データがコンフリクトしない範囲でロックアウトを最小にする)ことで、複数のユーザーが同じモデル(同じオブジェクトでさえ)を使って作業できます。

各MetaEdit+のオブジェクトレポジトリーには、異なったドメインスペシフィックな言語、モデル、及びコードジェネレータを保存できることもユニークな点です。モデリング言語とコードジェネレータへの最新の修正は、利用可能にするためにコンパイルする必要が無いことから、全てのユーザーがリアルタイムに利用できます。この方法を取ることで、モデルと完全なモデリング言語でさえ、効果的に共有することができます。